去年、日本に帰ったときに息子達をプールに連れて行ってくれたりして面倒を見てくれたお友達がいます。私の弟の中学からの親友のR君なのですが、今年もうちの子供たちと一緒に遊ぶのを楽しみにしてくれていました。奥様も同じく中学時代のクラスメートなので、私の弟のこともよく知っているわけなのです。うちの子供たちも叔父さん(私の弟)のお友達からいろいろと昔の話を聞けることは楽しいらしい。私も「ええっ?そんなことしてたわけ、当時?」みたいなことも今になって知ったりして面白い。R君の娘さんたちがうちの子供たちと年が近いということもあって、今年もいろいろ遊んでもらいました。近くの公園でバーベキューをしたり、また子供たちをプールに連れて行ってくれたり。最後は「カラオケ」にまでお付き合いしていただくことに。
私は20年ぶりのカラオケ。子供たちは初めて。沢山歌って、心の底から笑って、本当に楽しかった!2010年の日本のハイライト的位置づけの体験!
20年前、カラオケに行く機会があったときにはなんとなく周囲に遠慮しながらで、心行くまで楽しむという経験はなかったのです。普通の居酒屋さんで、他の見ず知らずのお客さんもいるところで歌うというパターンが多かった時代です。カラオケボックスは流行りだした頃だったので1回しかいったことがなかったです。
今回は、私自身が日本を出てしまって変な東洋人のおばさんと化してますから、生まれ変わった私のカラオケ、完全にハイになれると確信してました。サザエさんの家族構成に妙に詳しいアメリカ生まれ・アメリカ育ちのハーフ息子二人と一緒のカラオケ体験。不思議といえば不思議なんですが、Me Me Meの自己主張のアメリカ文化で育った子供達、実はカラオケのメンタリティたっぷりなわけです。
午後3時過ぎから夜8時まで、みんなで歌いまくり。
メンバー
大人:R君・Kさん(ご夫婦)、Iさん この3人は私の弟の中学の同級生。プラス私
子供:Mちゃん(6年)、Sちゃん(4年)、殿(6年)、若(2年)
殿と若は日本のテレビ番組はある程度見ているので、日本の曲もいくつかは知っています。歌番組はあんまり見ないのですが、紅白歌合戦は見て、それも気に入った曲は何度も繰りかえして見ているので、自然に覚えた曲もあるみたいです。気に入った曲は私が日本からCDを取り寄せたりもしたので、私よりも覚えているのもありました。ただ、知っている曲だから歌いたいか、というと別物らしく、日本語曲は意外に選曲の幅が限られていました。私の車で移動する時には、70年代、80年代のアメリカンポップスなどもCDで聴いているので、息子達、英語の曲も歌えるものが多くなってました。私の弟が作ってくれたCDが大いに役立ちました。
殿や若は知っている曲が同じなので、1人が歌うと同じ曲をもう1人が歌いたがって困りました。曲の取り合い(笑)
ヒーロー(Funky Monkey Babys)
キセキ(GreeeN)昨年R君がCDをプレゼントしてくれました。
チャンピオン(アリス)
YMCA(英語) 2回ぐらい歌ってました。
Sir Duke(Stevie Wonder)
Beat It (Michael Jackson) 音程がとれずかなり苦労していた。
We are the world 3回ぐらい歌ったような。
Hotel California(Eagles)殿のおはこの曲となりました
We will rock you (Queen?)
ABC(Jackson 5)
Ebony and Ivory (Stevie Wonder & Paul McCartney)
海雪(ジェロ)
サザエさん
私が歌った曲
セーラー服と機関銃
ちびまるこちゃん
さんぽ(トトロ)
Top of the World(Carpenters)
およげたいやきくん
私は、80年代までのポップスでも、歌えるものがかなり限られている上、90年代からのポップスは全く抜けているので、必然的に歌える曲が限られます。苦しい曲の選択がわかるでしょうか。
その他、R君一家とI さんは嵐、浜崎あゆみ、いきものがかり、今風の日本の曲。皆上手。R君とIさんは点数も高い!リンダリンダとか昔懐かしい伊予ちゃんのセンチメンタルジャーニー(振り付き Kさん)もありました。Mちゃん(6年)、Sちゃん(4年)も嵐の歌とか楽しそうに上手だったなあ。
私は知らない曲も多かったのですが、それでも一緒に拍子をとって体を揺らして楽しかったです。みんなでタンバリンやマラカスを振って、時には立ち上がって踊ったり。あの連帯感すごかったです。
ジャクソン5のABCを歌う二人
いまどきのカラオケってのは、音程が合っているかどうか、とか一目瞭然なんですねぇ。殿は、曲によっては全然音程が取れないのがあるので、私が耳元で歌って音程直せ、と暗に指導しようとしたら嫌がられました。あたりまえか。
それにしても、英語の曲も充実しているんですね。びっくり。We are the Worldはバージョンがいくつもあって、間違ったのを選んじゃったりしてました。
歌いたかったけど今回できなかったもの。
ベーシティーローラーズのSaturday Night
これは私というより子供達が知っているので歌わせたかったけど見つかりませんでした。ゴリエちゃんのペコリNightと同じ曲なのです。ベーシティーローラーズって皆知ってるかい?タータンチェックの人たちだよ。
何か韓国語の歌。かつては何曲も覚えたんですから一曲ぐらい披露できればよかったですが、本当に今でも歌えるかどうかかなり怪しいし、曲名もよく覚えていなかったので断念。でも、これこそ自己満足の世界に浸っちゃって回りに迷惑だからやめといてよかったかも。
なんといってもレパートリー これは、増やすしかないですね。日本のCDも新たにいくつか買ったので(Funky Monkey Babys, GreeeN, アリス、アンジェラアキ)、子供達に練習させます。やっぱ、日本の曲のレパートリー増やさないとね。
嵐のCDは買ってこなかったので、取り寄せようと思ってます。私じゃなくて、子供達が歌いたがっています。
ここまで書いてふっと思いました。「私のやりたかった日本語教育はこれかも!」(笑)日本でカラオケのできる子をアメリカで育てる!これだったのだ。。。
さて、私は、今更新しい曲は覚えられないので、ピンクレディーとか(もちろん振り付き)松田聖子をYouTubeでマスターして、来年にのぞみたいと思います!演歌も一曲ぐらい覚えると幅が広がるなあ。