と、こ、ろ、が、若が発熱。こればっかりは仕方ないので「また次回、声かけてね。」と。
Eママが注文を取ってくれたので、えのき、ごぼう、ごまなど欲しいなというものを少し買ってきてもらうことに。
その日の夕方おEママが買って来てくれたものを届けてくれたのですが、「このにんじん、おいしいから食べてみてね」と太い立派なにんじんも届けてくれたのです。
それで、このにんじんで炒り鶏を作ってみたのですが、わあ、日本のにんじんの味がする!
アメリカの貧血みたいなにんじんとは大違い。ほっくりする感じで、アメリカにんじんの土臭さがない。アメリカにんじんはいくらじっくりにても、しゃりしゃりしていて、これはこういうものだろう、と思っていたのです。そもそもにんじんはあんまり好物ではないし、煮物に使うときなどは水につけておいてあく(?)抜きしちゃえば少なくとも臭みはなくなるのでそれで使っていました。
でも今回、にんじんとはこうあるべきものだ、という正しいにんじんに遭遇したのです。アメリカは土が違うからにんじんも違うんだろうなあと諦めていたけれど、存在するんですね、美味しいにんじんも。このにんじんを使うようになってから煮物とかカレーなどの煮込みが楽しみです。子供達も、煮物を出すと「これEママのにんじん?」と確認して食べます。アメリカのにんじんはカレーでもよけていたのに。

それにしても、日本のママたち、偉いなあ。近場で何でも済ませるのでなく、にんじんを求めて10マイルも遠いところに買い物に行くなんて。いろいろな意味でimperfectなアメリカで、それでも自分の思う生活を達成するため、情報網を張り巡らせ、妥協せずに追い求める。
Eママからは祇園むら田の瓶詰めのゴマもいただきました。取り寄せているのよ〜、使ってみて、と。
香ばしいくて、とっても軽い風味のゴマで美味しいです。こういうところまでのこだわり、アメリカ人にはわからないだろうなあ。
またお引越し、大変ですね。沖縄はなかなかいいじゃあないですか。お子さん連れの引越しは精神的にもいろいろとフォローと整理が必要かもしれないですね。がんばってください。